【不妊治療体験記_06】不妊検査ドックの結果を大公開!衝撃の数値と治療方針は?

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不妊治療体験記

不妊検査ドックの結果待ちの時間ってドキドキしますよね。

もし結果が悪かったらどうしよう…

実際に不妊検査ドッグの結果を聞いて、戸惑っている方もいるかもしれません。

数値が悪かった…どうしよう…

そもそも数値の意味や受け止め方が良くわからない…

わたしの場合は、あまり深く考えず、事前の勉強もナシでのほほんと結果を聞きに行った結果、

想定外の結果に衝撃を受け、激しく落ち込みました。

今にして思えば、事前にもっと予習をして、数値の受け止め方や治療の選択肢を知っている状態で結果を聞けば、もっと冷静に受け入れられたかもしれません。

  • これから結果を聞きに行く方
  • 予習せず結果を聞いて受け止め方がわからず戸惑っている方

わたしの検査結果を実例にして、次のステップへの指針をイメージする材料にしてもらえたら嬉しいです。

↓初診(不妊検査ドック)当日の様子はこちらをご覧ください↓

不妊検査ドッグの結果を聞きに病院へ

杉山産婦人科 新宿の初診から10日後。

不妊検査ドック(初診時の血液検査)の結果と、黄体期ホルモン検査のために2回目の通院です。

まずは黄体期ホルモン検査のための採血から。
当日の採血結果も30分後には出るそうなので、診察まで30分程度待つことになります。

採血を終え、待合スペースのソファーでスマホで漫画を読みながら暢気に診察の時間を待っていました。

きっちり30分後、「診察室前でお待ちください」のメールを受け取り、診察室前へ移動。
すぐに看護師さんに呼ばれ、いざ診察室へ。

検査結果発表

今回の先生は、前回の女医さんとは別のベテランそうな男性医師でした。

杉山産婦人科 新宿には何人も先生がいますが、予約時は指名もできます。

指名しないと、ランダムのようです。

前回の血液検査の結果を説明しますね…こちらの紙を見てください。

先生の差し出した検査結果が書かれた用紙に目を落とすものの、
意味不明な数値が並んでいて、全く理解できません笑

ポカンとしていると、先生がペンでマークをしながら、項目ごとに説明してくれました。

↓こちらが、検査結果報告書です。

問題点① AMH

最初に先生が説明した数値は「AMH」でした。

「あなたのAMHは 0.84 でした。1未満は、42歳以上の数値です。」

え‥‥???

42歳以上…‥??

(ていうかAMHって何…??)

恥ずかしながら、AMHが何なのかよくわからなかったわたしでも、

「42歳以上の数値」という言葉の破壊力はすさまじく、何も反応できず、ポカン。

先生から教えてもらったAMHの説明はこちらです。

AMH(抗ミュラー管ホルモン)とは
  • 卵巣機能の予備能力を知り得る有力な指標となり、「卵巣年齢」などと呼ばれている
  • この数値の意味をなすところは、「胞状卵胞数(卵子の在庫)」を示唆していると言われている
  • この数値と卵子そのものの質とは無関係
  • 年齢より極端に数値が低い場合でも、治療法はない
AMH
(ng/mL)    
予想される
卵巣年齢   
~6以上~30歳未満程度
6 未満~4以上30~34歳未満程度
4未満~3以上34~36歳未満程度
3未満~2以上36~38歳未満程度
2未満~1以上38~41歳未満程度
1未満42歳以上程度

※杉山産婦人科オリジナル(2013年版)基準値

そもそも女性の卵子は生まれた時点で数が決まっていて、減っていく一方だそう(増えることはない)

産まれた時点で200万個
→生理が始まる思春期頃に約20~30万個
→1回の生理周期で約1000個ずつ減っていく

つまり、わたしの場合は

「卵子の在庫が42歳以上レベルに少ない。残りわずかだから、治療を急ぐ必要がある」

ということ。

当時36歳という自分の年齢について「ちょっと遅いけど、まぁまだギリギリセーフでしょ」と高をくくっていたわたしにとって、まさに鈍器で頭を殴られたレベルの衝撃でした。

問題点② クラミジア

ショックを受けて放心状態のわたしに、さらに先生がたたみかけてきます。

クラミジアって診断されたことない?

え‥‥??ク、クラミジア???
クラミジアといえば、愛読書の「コウノドリ」6巻収録の「性感染症」で
”浮気(風俗)発覚の要因”となった、あの…???

コウノドリは、妊娠・出産がテーマなので「不妊」の状態で読むのは辛い時もありますが…
 とても勉強になる名作なので、まだ未読な方はぜひ読んでください!

もちろん、過去にそんな診断受けたことも、何かしらの症状があった覚えもありません。

「IgA抗体もIgG抗体も陽性だけど、IgG抗体の値が著しく高いので、過去感染だと思う」

抗生剤飲めば治るから、旦那さんと一緒に飲んでね

IgA抗体・IgG抗体とは?

ざっくりいうと、

IgA=活動性抗体。今感染しているかどうか
IgG=数年間持続する。既往感染の指標となる

すぐさま、夫の浮気を疑う場面なんですが、

「過去感染」を示すIgGが高値となると、もしかすると夫と出会う前から私が感染してたのかも…?
(お恥ずかしながら、20代~30代前半はヤンチャでしたので、可能性ゼロとは言い切れない…)

どちらにせよ、ショックなことは変わりません。

問題点③ ビタミンD

ビタミンDは、着床率・妊娠率の上昇&流産率の低下に効果がある、妊娠に必要な栄養素とのこと。

基準値30ng/ml以上で「十分」ですが、あなたは9.5ng/ml。とても不足しています。

ビタミンDは太陽の光を浴びて体内で生成されるらしいので、

超インドアのわたしが不足しているのは納得…

これはしゃーないな…苦笑

にしても、基準値と比較して低すぎる…

今後の治療方針は?

他の検査項目(B/C型肝炎、HIV、梅毒、甲状腺ホルモン、黄体期ホルモン)には特に異常はなかったので、
今回問題のあった3点を元に、どう治療を進めていくべきか…提案されました。

①AMH 0.84
AMH=妊娠率ではない。ただ、不妊治療をできる期間に限りがある。
早めに治療に進むべき

②クラミジア抗体陽性
抗生剤を飲んで治療すれば大丈夫。
ただ卵管癒着の原因になるので、
早めに子宮卵管造影剤検査を受けるべき

③ビタミンD不足
サプリで補充できるので、すぐに服用開始

「早く結果を出したい」という焦りから不妊治療クリニックに通う決意をしたものの、

クリニックに通えば、なんとかなると漠然と考えてしまっていた自分の甘さを思い知らされた瞬間でした。

タイミング法や人工授精なんてやってる場合じゃない。これは体外受精一択かもしれない。

まさか自分が本当に体外受精に進むことになるなんて、思ってもみなかった。


まだそんな覚悟できてない。


でも、現実はそんな甘えたこと言ってる場合じゃない。

可能性があるうちに、選択肢があるうちに、チャレンジできるうちに、やるしかない。

先生に進められるままに、「体外受精説明会」の予約を取り、診察室を後にしました。

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